6月23日から「GitHub Copilot」が有料に=2ヶ月無料&学生は無料


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昨年大いに話題になったAI自動プログラミングツール「GitHub Copilot」が明日6月23日より有料化される。料金は月額1,000円からで、60日のフリートライアルも用意されている。

Technical Previewは本日終了

これまで、AIが自動で書きかけのプログラミムの続きを書いてくれる作業効率化ツール「GitHub Copilot」は人数限定でTechnical Previewとして無償で提供していたが、以前から告知のあった通り製品としてリリースにつきこの度有料化されたというわけだ。

既にTechnical Previewを使っている場合は本日22日時点で「Your Copilot experience is not fully configured, complete your setup.」というメッセージとともに自動でログアウトされる。

料金は2ヶ月無料・1,000円~

以下が明日6月23日から適用されるGitHub Copilotの料金プラン。

通常・月額 10ドル(約1,300円)
通常・年間 100ドル(約13,000円)
OSSメンテナー 無料
学生 無料

多くの国内サブスクリプションサービス同様、最初の60日(2ヶ月)はFree Trialとして無料で利用可能
その他にも年間契約で実質2ヶ月分割引価格で契約できるが、140円/ドルと急激な円安の影響で今後円高になった際に損する可能性も有るため慎重に考えなければならない。

GitHub Copilotの通常機能の他、リファクタリングを提案してくれたりコードサンプルを提供してくれたりするVS Code拡張機能「GitHub Copilot Labs」も利用可能

OSSメンテナー・学生は無料

オープンソースソフトウェアの開発者・リポジトリメンテナ-はOSS支援の一環として無償で利用することができる。制限等詳しい情報は公式FAQを参照。

また、情報系学部に属してGitHubアカウントを持って開発している学生も同様に無料で使うことができる。

しかし、無料で使うにはGitHub Student Developer Packの申請が必要なので事前に申請することをお勧めする。言語やその人との相性にも依るが多くの場合、作業効率が飛躍的に向上するので無料で使えるうちは使っておきたいところだ。