マンガアプリ「GANMA!」運営元、総額28億円を調達 育成〜配信のワンストップ展開で『山田999』などアニメ化も輩出


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マンガアプリ「GANMA!」を運営するコミックスマートは6日、シリーズAラウンドにおいて総額28億円の資金調達を完了したと発表した。第一生命保険やその他複数VCを引受先とする第三者割当増資により実施された。

コミックスマートは、累計1,800万ダウンロードを突破し、360作品以上のオリジナルマンガを掲載する「GANMA!」を軸に、IPプラットフォーム事業を展開。マンガ家の育成・支援およびマンガ配信サービスの充実に注力しており、アニメ化も果たした「山田くんとLv999の恋をする」などを輩出している。

2021年にはデジタルアニメスタジオ「Qzil.la」を設立、2023年2月には福岡市にウェブトゥーンコンテンツ制作スタジオを新設するなど、事業領域を拡大するなかで、今回の資金調達により、コミックスマートはクリエイターが集うスタジオ環境への投資を積極化し、マンガ、アニメ、ウェブトゥーンによるヒットIPの創出を加速させる方針としている。

出資元からは、「このチームであれば日本発オリジナルIPを世界に広められると判断し出資をさせて頂きました。」 「これまでにない新しいマンガやアニメを創出し得る大きなポテンシャルと情熱を有しており、ハイクオリティなエンターテインメントを通じて、日本だけでなく世界中で笑顔を増やしていかれることを大いに期待しています。」とのコメントが寄せられている。

一方、コミックスマートの佐藤光紀代表取締役社長CEOは「コミックスマートはこれからも優れたコンテンツの開発に集中し、マンガ、アニメ、ウェブトゥーンを通じて価値あるIPが次々と生み出されていく、IPプラットフォーム事業としての強度を高めてまいります。」と今後の展望を語った。

※15:51更新…額面表記を修正いたしました。訂正してお詫びいたします。

オタク総研編集部

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