コナミ、4-6月期利益は史上最高を記録「プロスピ」「eFootball」好調や「遊戯王」人気健在で50%増益


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コナミグループは1日、2025年3月期第1四半期(4月1日~6月30日)決算を公表し、売上高は前年同期比24%増の900億3,900万円、営業利益は同46.4%増の251億4,500万円となり、第1四半期として過去最高を記録。四半期ベースでも過去最高値となった。

セグメント別では、主力のデジタルエンタテインメント事業の売上高が前年同期比33.4%増と大きく伸長。スポーツゲームの主力タイトルである「eFootball 2024」や「プロ野球スピリッツA」などのモバイルゲームも好調に推移。シリーズ25周年を迎えた「遊戯王 マスターデュエル」も海外市場とともに、引き続き安定した収益を上げている。

また、モバイルゲーム「実況パワフルプロ野球」では、大谷翔平選手が登場する様々なイベントやキャンペーンを開催するなど、ゲームの特性を生かした話題性に欠かないタイトル展開を行っていた。

アミューズメント事業も売上高49億15百万円(同44.4%増)と回復。新作音楽ゲーム「ポラリスコード」の稼働が堅調で、「DanceDanceRevolution WORLD」も好調な出足を見せているという。一方、ゲーミング&システム事業は売上高96億98百万円(同3.0%減)とやや減少。スポーツ事業は売上高118億36百万円(同1.2%増)と微増にとどまった。

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今後の展開として、デジタルエンタテイメント事業では家庭用ゲーム「パワフルプロ野球2024-2025」や「プロ野球スピリッツ2024-2025」の発売を予定するほか、「SILENT HILL 2」のリメイク版も10月に展開する見込み。また、アミューズメント事業では野球ゲームとメダルゲームの楽しさを両立した新作タイトル「パワフルプロ野球開幕メダルシリーズ!」を7月発売を行い、順次稼働するという。

2025年3月期の通期連結業績予想は据え置き、売上高3,800億円、営業利益845億円、親会社の所有者に帰属する当期利益595億円を見込んでいる。

著者 編集部 IT/デジタル担当
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