アイマス新作「学マス」アプリDL数で首位獲得の好スタート、バンナム内部でも“全体の40%”早くも存在感大


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「アイドルマスター」シリーズの新ブランドより5月にリリースされた新作モバイルゲーム『学園アイドルマスター』をめぐり、本作が日本市場で好調なスタートを切り、運営会社内でも大きな存在感を放っていることがわかった。

『学園アイドルマスター』は、本年3月に展開が決定した新ブランド「学園アイドルマスター」初となる、バンダイナムコエンターテインメントとQualiArts(サイバーエージェントグループ)との共同開発による新作アプリゲーム。“歌とダンスが上手くなるアイドル育成シミュレーション”をテーマに5月16日より配信を開始している。

アプリ市場の調査会社Sensor Towerのデータによれば、5月16日から6月15日までの期間、日本のモバイルゲームダウンロード数ランキングで『学園アイドルマスター』が首位を獲得。2位の『スクワッド・バスターズ』を約1.5倍の差をつけて上回ったという。配信一ヶ月にも関わらず、収益面でも好調を維持しており、App Storeでは配信開始3日後の5月19日に売上ランキング1位を記録した。

さらに、この好スタートは配信元のバンダイナムコエンターテインメント全体でも影響を与えているといい、同調査のパブリッシャー別収益推移では『学園アイドルマスター』の配信後、同作が全社のモバイルゲーム収益の40%を占めるにまで伸長し、強い存在感を示しているようだ。

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また、プレイヤーからのレビュー評価も高いといいApp Storeでのユーザー評価ら90%以上が最高評価の5つ星を付け、高い支持を集めている。

この好調の背景について、同社は人気IPである「アイドルマスター」シリーズの最新作という点にとどまらない、効果的な広告戦略があると推察。広告商品の動向調査では、5月の日本のYouTubeにおけるシミュレーションゲームカテゴリーの広告シェアで首位を獲得。また、同作は他社アプリをも凌駕する高画質な3Dモデルも特徴であり、それが発揮されるライブパートも広告素材に入れ込むことで、魅力を多数に伝える狙いもみられた。

THE IDOLM@STER™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.

※本記事は投資一般に関する報道を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資に関する決定はご自身のご判断において行われるようお願いいたします。

オタク総研編集部

著者 オタク総研編集部
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