三菱UFJ銀、金融×エンタメで「推し活」応援　『アイドルマスター』コラボで銀行アプリ提供へ

三菱UFJ銀行は5日、外部企業向けにネットバンキング機能を備えたアプリを提供するBaaS基盤「& BANK」の開発を進めており、この取り組みの一環として、エンターテインメント業界とのコラボレーションを計画していることがわかった。

また、その第一弾として、人気IP『アイドルマスター（765PRO ALLSTARS）』とのキャンペーン実施を予定していることも明らかに。「エンターテインメントとのコラボレーションをテーマとした銀行アプリのリリースを検討」していることいい、2025年に20周年を迎える『アイドルマスター』のファン（プロデューサー）の熱意に応えられるような新たな顧客体験の創出を目指す。

「& BANK」は、メガバンク初のBaaS（Banking as a Service）基盤として開発。通常の銀行アプリのように預金・為替機能、各種ローン機能が備わるほか、マーケティング戦略に応じた情報発信機能や、柔軟にカスタマイズ可能な拡張性、迅速な口座開設機能も盛り込まれるという。

三菱UFJ銀行は、この新しい銀行アプリを通じて、「推し活」を含む現代の多様な生活・消費スタイルに対応しすることを重要な「差異化要因」と捉えているといい、『アイドルマスター』を皮切りににも複数のIPとのコラボレーションを展開する予定、エンターテインメント業界との連携を強化していく方針だ。

なお、『アイドルマスター』とのIPコラボ展開については、追って各社にて発表を予定している。