タイトー、施設開業にあわせZ世代に「スポーツとゲーム」意識調査 ゲームは“1人で楽しむ”が多数派
タイトーは6日、15歳~28歳のZ世代男女を対象に実施した「スポーツとeスポーツ・ゲーム」に関するアンケートの結果を公表。「ほぼ毎日」ゲームをするZ世代の“コアゲーマー”は約4人に1人である一方、「月1回以上」運動・スポーツをする人の割合がゲーム・eスポーツを上回ったと報告した。
この調査はタイトーのスポーツエンタメ施設「BOOTVERSE」が神奈川県海老名市に7月にオープンするに先駆け実施されたものとして、運動やスポーツ競技と、ゲームプレイにおける関連を探る狙いがみられる。結果、Z世代で「月1回以上」ゲームをする人は51.8%、運動・スポーツをする人は61.8%だったという。
また「スポーツとeスポーツ(ゲーム)」に対する好みや楽しみ方、意識についての質問も行われ、「運動・スポーツ」をする方が好きな人が39.5%、「ゲーム・eスポーツ」をする方が好きな人が33.6%で、「どちらも同じくらい好き」という人が26.9%。男女別では、「ゲーム・eスポーツ」が好きな人は男性が多く、一方で「運動・スポーツ」が好きな人は女性が多かったとも伝えた。
さらに、「ゲーム・eスポーツ」をする場合は、「1人で楽しむ」(41.8%)が最も多かった一方で、10代では「3~4人以上のグループで楽しむ」人も多かった。また、「運動・スポーツ」をする際は、「複数人の仲間やグループで楽しむ」(41.5%)が多かった。この結果について、タイトーは「10代の間では学校や部活などで運動・スポーツをする習慣があることを考慮すると、これからのゲーム・eスポーツの教育分野の拡大次第で、この比率は変動する可能性がある」とも分析。
同社が手掛ける施設を通じて“仲間やグループで楽しめる”スポーツコンテンツを提供したいと紹介した。
Z世代の「スポーツとeスポーツ(ゲーム)」に関するアンケート
調査期間:2024年5月16日~5月17日
調査対象:※15~28歳の男女
回答者数:301人
調査方法:外部調査会社のアンケートモニターを使用