1周年迎えたゲーム「崩壊スターレイル」他者を凌ぐ圧倒的な成長、日本は年齢層高く消費額が多い傾向
HoYoverseが展開するスマホ/PC向けスペースファンタジーRPG「崩壊:スターレイル」について、リリース1周年を迎えた現在でも当初の盛り上がりを維持し続けていることを市場調査会社が報告した。
「崩壊:スターレイル」は世界的人気を誇る「原神」などを手掛けたHoYoverseが2023年4月26日にサービスを開始した、『崩壊』シリーズ最新作のスペースファンタジーRPG。プレイヤーは開拓者として、遊びやすいターン制の戦闘システム、広大なマップ探索と謎解きコンテンツ、個性的な銀河ファンタジー世界での冒険が人気を博す。
モバイルゲーム市場の分析を行うSensor Tower社によると、過去一年間での収益ランキングではトップ10圏内に150日以上キープし続けたほか、収益成長量では2位に2.5倍近い差をつけるなど、日本市場で際立った成績を残していると報告。地域別の収益割合では、日本は20%を有し、40%の中国に次ぐシェアを誇っている一大市場になっているという。
日本国内のオーディエンス(プレイヤー)の分析においては、比較的年齢層が高い(25-34歳が最多)という特異点があるとしており、購買能力の高いプレイヤーの支持によりRPD(一人当たり課金額)はシェア首位の中国よりも多額であるとしている。
また、他作品や他ジャンルとの関連性について、高品質なグラフィックにより「コアゲーマー」「PCゲーマー」「コンソールゲーマー」からの支持が厚いとしたほか、本作が『崩壊』シリーズであること、「原神」と同一のパブリッシャーであることから、HoYoverseブランド全体のファンも形成していることが伺える。
同ブランドからは本日5月28日、新作タイトル「ゼンレスゾーンゼロ」が7月4日リリース予定であることも発表されており、業界全体で苦戦を強いられるモバイルゲームにおいて、巨大資本と影響力を活かした展開に注目される。
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