Googleスマホ「Pixel 6」初期化で“文鎮化”海外で報告相次ぐ 動作しなくなる可能性に念の為ご注意を


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Google社のスマートフォン「Pixel」において、特定の機種と条件下でファクトリーリセットを行った際に動作しなくなる「文鎮化=端末が動作しなくなる現象」が発生したとの報告が海外ユーザーから寄せられている。

これは6月下旬より「Pixel 6でこの問題を解決する方法を知っている人はいますか?」との公式フォーラムでの投稿が発端となっており、ファクトリーリセット(工場出荷時状態への初期化)を行うと端末が再起動しなくなるという内容だった。投稿には同様の現象に陥ったとする返信が相次いでおり、その多くが真っ黒画面にエラーメッセージが表示されるものとなっている。

問題が報告された端末はPixel 6、6 Pro、6aといずれも2021年〜22年に発売された数世代前のモデルで、最新モデルでの問題は特段寄せられていない。

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投稿にはエキスパートの回答として、この問題を開発側にエスカレーションした上で「これは既知の問題であり、現在調査中であると通知された」とも報告しているほか、投稿された画像によると、その多くが初期化を行う処理(Wiping data)が失敗しているとみられる。

この投稿のスレッドには直近にも報告が寄せられており、「(OSアップデートの)ベータ版に参加しているか」→「していない」「最新のOTAアップデートを行っただけ」として、OSの最新バージョンで発生する問題とも指摘されている。

日本国内では1週間内で数件のXユーザーが問題を報告しているのみで、その影響が海外だけなのか、日本にも影響しないのかは不明だが、対象ユーザーの方は念の為注意したほうが良いかもしれない。

著者 編集部テクノロジー情報班
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