Googleスマホ「Pixel」次期モデルで“XL”登場の機運 ベンチマークサイトに数値出現、AI念頭に性能底上げとも予想


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Googleが展開するスマートフォンブランド「Pixel」より、本年下半期に発表が見込まれる「Pixel 9」シリーズに関する予想が相次いでおり、なかでも最上位モデルとして「XL」が登場する機運が高まっている。

同ブランドは毎年晩夏~秋シーズンに最新機種である「Pixel(無印)」および上位機種「Pixel Pro」を発表するリリーススパンを採っており、今年も例外なく昨年の「Pixel 8」に続き「Pixel 9」の登場が見込まれている。

そして、その最新ラインナップに最上位機種「XL」が加わる可能性があるといい、「無印」「Pro」「XL」の3モデル展開になることが示唆されている。もし実現すれば2019年発売「Google Pixel 4 XL」以来の投入となる。

また、これら3モデルのプロセッサについては、自社開発の最新チップ「Tensor G4」が採用されると見られているが、先日にはベンチマークソフト「GeekBench」の公開サイト上にPixel 9シリーズを自称するテスト結果が掲出されたことが話題に。

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これによると、XLの数値は「シングル1950・マルチ4655」となっており、情報の真偽は不明なものの、現行モデルのPixel 8 Pro比では+190~210前後の上昇であった。同時に、詳細なスペックについても開示されており、「メモリ16GB」である可能性が示された。

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メモリ容量の狙いとしてはさまざま予想がなされているが、デバイス上でのAI処理を行うために潤沢なメモリスペースを確保したい意向も含まれていることが第一に考えられ、次期機種での新たな顔ぶれとして期待したい。