制作会社のポリゴン・ピクチュアズ、エンタメ業界特化の通訳サービスを提供 現場での通訳経験活かす試み


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アニメーション等の映像制作を行うポリゴン・ピクチュアズは30日、エンターテインメント業界に特化した英語通訳・翻訳サービス「エンタリンガル -EnterlinguaL-」の提供を本格的に開始した。

同社制作現場で長年通翻訳を行ってきた専門チームによるサービスで、エンターテイメントの講演や来日プロモーションなどでの同時通訳が可能である。本サービスは、2019年より一部のクライアント限定で提供していたが、アフターコロナによる海外との交流再開、活発化を背景に本格的な提供を決定した。

同社は年間多数の映像制作を行う中で、海外作品からは『スパイダーマン』最新作や『トランスフォーマー』シリーズ、『スター・ウォーズ』シリーズなどの人気作品もたずさわっており、制作現場ではウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ、マーベル・スタジオ、ルーカスフィルムなどの海外クライアントとの日英両言語でのコミュニケーションが日常的に行われているという。こうした経験を活かし、同社制作現場で長年通訳・翻訳を行ってきた専門チームによるエンターテインメント特化型の英語通訳・翻訳サービスを展開することになったとしている。

同サービスでは今後、エンタメ作品の脚本、絵コンテ、アニメ・CG、記事などの専門的な翻訳、字幕制作、セミナーなどでの翻訳業務から、国際会議、来日プロモーションなどでのイベントの同時通訳、動画吹き替え、定額制通訳・翻訳サービスなど、様々なニーズに対応するといい、在籍スタッフには、日本会議通訳者協会の同時通訳グランプリ受賞者もおり、年間4,800回以上の会議や海外クライアントとの通訳・翻訳を担当する。

同サービスは2019年から一部のクライアントに限定提供しており、既存のクライアントからは「業界用語や専門用語に堪能」との声があったとアピールしており、アフターコロナによる海外との交流再開、活発化を背景に本格的な提供を開始することとなったと説明した。

オタク総研編集部

著者 オタク総研編集部
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