【価格崩壊】秋葉原で薄型VRゴーグルが50円で売ってたから買ってみた(小話53)


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オタク総研では秋葉原関連の話題を定期的にご紹介していますが、今回50円でスマホ向けVRゴーグルを入手することに成功しましたのでOculus Questを持ってるVR勢がレビューします!

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駿河屋本館にて”均一50円”で発見

今回お邪魔したのは中古・ジャンクのアニメ/ゲハ/家電/コミックなどの販売・買い取りで有名な「駿河屋・秋葉原本館」さん。
末広町寄りのジャンク通りにある地上8階の建物。一度は見たことある方も多いのではないでしょうか。

そんな秋葉原本館では定期的に在庫処分セールの【じゃんじゃんジャンク市】が開催されます。

そこでたまたま通りかかった際に目を打たれたのかVRゴーグル均一50円セール

露天にある透明なボックス4個分に大量に入ってる奴、全部50円とのこと。これは凄い。

…ってことで買ってきました。要らなくね?と周りの人が言っていたのを聞きながら即購入。ただ、正直のところ要らないんです。何故ならOculus Questを持ってるから。わざわざこの記事のために購入しました。

薄型なのは良いけど…なんかしょぼい

色々な種類がある中、今回はユニークな折りたためる薄型タイプを購入しました。

どうやら「gear4vr」という製品で2017年の発売・現在販売終了品とのこと。掲示板等でもいろいろ調べたのですが価格は不明。予想するに2000円程度ではないでしょうか。https://www.amazon.co.jp/dp/B06XZ8HXDF

薄型なので非常にコンパクト。厚さは5センチもありませんでした。

使用感・使い方

基本的に折りたたまれている状態から組み立てる作業が必要になります。組み立て自体は簡単で伸縮性のある頭部固定バンドを本体に3箇所引っかけるだけです。

薄型ながら、細かな調整も可能でした。目のピントや視力・頭の大きさに応じて適宜調整できる様になっています。

実際にGoogle CardBoardアプリをセットアップしてみてジェットコースターの動画を観てみました。見え方をテキストと写真だけで伝えるのは非常に困難で、直撮りですにてだいたいこのような感じなんだーと理解いただけたら幸いです。

再確認ですが、コレ50円です。値段以上の価値はあるのではないでしょうか。スマホを装着した際はこのような感じ。

分かりやすいように少しスマホはずらしています

中古特有の欠点を言うとすれば「長期間放置されてたんだろうなー」感が漂うジャンク独特の変な匂いが目立ちました。日本全国のジャンカーなら分かるであろう”あの”匂いです。
VRゴーグルは被るものなので古い匂いがダイレクトで来るため、敏感な方は家で1ヶ月位匂いを取ったほうが良いと思います。(もうセールは終わってますが…)

やっぱりスマホでVRは無理な話

やはりスマートフォンでのVR体験は著しく再現性に乏しいです。画素数は精々縦1080px程度(中にはもっと高解像なものもあるが)であるためドットがまず目立つ

更にプラットフォーム等の都合もあって、できることがYouTubeに上がってる360度動画を見ること位しかないのも問題であると感じました。「VRって大した再現度じゃないんでしょ?」という印象が抜けきれない点もスマホVRゴーグルの悪い所であると思ってます。

一方、他HMDに比べたら軽量な点は評価できると思います。
それに加え、折り畳める携帯性はこの製品独特で持ち運びや収納に長けていると感じました。(Vive flowでええやん…と言われたらハイ終わり!)

結論

結論としては基本的に100均のダンボールゴーグル程度じゃないと買う価値は無いです。”ホンモノ”のVRを体感したい場合、素直にViveやOculus Questを購入することを強くオススメします。

Oculus Quest(2ではない)

特にOculus Quest 2は3万円台で購入することができる破格な製品ですのでもしスマホゴーグルで満足できないのであれば購入するのもアリだと感じました。
つまりまとめると「50円だったから買った。コレで2千円だったら買わないです!

以上2月下旬の秋葉原リサーチでした。現在はウマ娘プリティーダービー1周年のアトレコラボが開催中。

(弊サイト代表からの一言:ガルパ、もうすぐ5周年ですね。リリース当初やってました。)

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。