【ViRTC】PC画面をアプリ不要でMeta(Oculus) Questに投影できるWebサービス


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通常はアプリ等をインストールする必要のあるVRでのPC画面共有ですがViRTCというWebサービスを使えばインストール・ログイン不要で画面共有が可能です。

※もちろんWebサイトですのでOculus Quest系だけでなく他のスタンドアロン型HMDでも利用可能です

現在はOculusに実験的にOculus Air Linkが搭載されており標準機能でパソコンと連携できるので基本的にはそちらを使ったほうが良いですが、低スペPCなどでは有用です!

使い方

【PC側】サイトにアクセスするだけ

PC側の操作は、以下ViRTCのサイトにアクセスして「START STREAMING MY DESKTOP」を押すだけ。

すると共有したい画面を選択できます。画面単位・ウィンドウ単位・ブラウザのタブ単位での共有が可能です。

共有するものを選択したら以下のように5桁の番号が発行されるので覚えておきましょう。

【Oculus側】サイトにアクセスするだけ

Oculus Browserにて先程のサイトにアクセスして、番号を入力する欄があるのでさっき覚えた番号を打てば自動で画面共有が開始されます。
(番号は覚えなくても側面2回タップで外が見れるから覚えるのは任意)

使ってみた(動画あり)

実際にOculus Questで使ってみました。以下動画でおおよその使用感を把握できたら幸いです。

Oculus QuestでのTouchコントローラーでのデスクトップ操作は非対応です。動画を見て分かるように許容できるレベルの遅延ですのでタッチタイピングに慣れてる人は問題無いと思いました。
因みに画面共有中はバーが表示されます(ブラウザの機能です)

因みにAmazon PrimeVideoは録画防止技術が働くせいで投影できません。普通にOculusアプリを使いましょう。

アプリとしてインストールもできるよ

Oculusは昨年にPWAに対応したのでViRTCを開いてる時に「+」を押すとインストールすることが出来ます。

セキュリティ面も基本考慮不要

画面データの送受信はP2Pを使ったWebRTCで行っているので基本的にはそこまで心配する必要は無いです。マウス操作もTouchコントローラーで出来ないので用途は映像視聴に限られると思いますので心配はいらないです。

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。