有名ブランドの5千円の新型スマートウォッチが凄い!2週間レビュー【Realme Band 2】


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今回は超有名スマホブランドRealmeの新型スマートバンド「Realme Band 2」をご紹介します。5,000円と最大限価格を抑えつつも機能性に妥協のない本機を徹底解説します!
・世界的スマホブランドのスマートバンド
・価格は5,000円台
・最廉価だが通知同期や防水性能と機能に劣りなし
・スマホ連携が前提で血圧・血中酸素濃度・ストレス測定が可能
・90種類以上のスポーツモードを搭載

超有名メーカーの5000円スマートバンド

Realmeというメーカー、ガジェットにちょっと詳しい人ならご存じの方も多いかと思いますが世界で最も成長しているスマートフォン中心の電子機器メーカーです。

ヨーロッパ圏での昨年のスマートフォンの出荷台数は前年比1800%という驚異的な数値を記録。インドなどの新興国を中心にシェアを拡大している2018年に設立されたばかりのOPPOの元子会社でもあります。

そんなRealmeですが2021年4月に日本上陸を果たし、これまでにオーディオ製品やスマートウォッチといった周辺機器をリリースしています。そしてこの度2021年12月26日にスマートバンドの後継機「Realme Band 2」を発売しました。

実際に使ってみた

外観

Realmeの日本上陸を果たしている製品は一貫して黄色と黒の2トーンカラーを基調とした配色が特徴で、箱も黄色でした。

付属品は本体・スターターガイド・接点タイプの充電器です。カチッとくっつけるタイプの充電器で末端はUSB-Aでした。

腕に装着するバンドの上部にDARE TO LEAP(あえて飛躍する)ということわざのようなフレーズが書いてあります。バンドの素材はゴムです。

セットアップ

端末のセットアップは全てAndroid/iOS対応の専用アプリ「Realme Link」を経由して行います。

 

アプリと端末を両方起動した状態にすると自動で接続処理を行ってくれます。

フィットネス目的でも十分使える

スマートバンドを購入する主な目的として、血圧測定やランニング記録といったフィットネス目的が多いと思います。Realme Band 2も一般的なスマートバンドの機能は低価格ながら一通り用意されていました。

公式によりますとランニングやウォーキング等の90種類以上のスポーツモードに対応しているとのこと。

位置情報と共に目標を設定してランニングやサイクリングを行えるいわゆるフィットネス機能もあり、屋外の運動記録にも十分有用であると感じました。

各種数値モニタリングも可能

血圧測定やストレスチェックも数値として計測可能。

血中酸素濃度の随時モニタリングも行え、ランニング中のパフォーマンス確認や体調不良時の健康チェックが行えます。(Realme Band 2は医療機器ではありません。使用にあたって必ずクイックスタートガイドや公式ホームページを確認して下さい。

目標達成通知・運動推奨通知も

事前に「何歩歩く」「何時間立っている状態を保つ」のような目標を設定しておくことで、各項目達成時に通知、全て達成した際も知らせてくれるため継続的な運動の敢行にも役立ちます。

Realme Band 2は顔に端末を向けると自動的に画面が点灯するので非常に各目標の進捗のチェックが楽です。

スマホ連携は一級品

次に、Realme Band 2で使える便利な機能をご紹介します。

スマホの通知同期・音楽操作などができる

基本的にスマートフォンとの同期が前提ですので、5000円台ながらもスマホとの強い連携を体感できます。

スマホの画面がスリープ状態の時に通知が来た時に、Realme Band 2でバイブとともに知らせてくれる上に簡単な通知内容もスマホを開かずとも見ることが可能です。

その他にもスマホのメディア再生/一時停止/音量/スキップといった操作もRealme Band 2上で行え、標準的なスマートウォッチの機能は全て実装している所感です。

アラーム機能は、初回はスマホ上で時刻などを設定しなければいけないものの2回目以降はバンド単体でオン・オフ設定が可能です。

リマインダー機能では事前にスマホで目的・時刻を設定するとヴァイブレーションで教えてくれます。繰り返しリマインドする設定項目もあり忘れがちな事柄をとどめておくと便利かもしれません。

音量のアップダウンを操作することで、カメラのシャッターをRealme Band 2上で操作することも可能です。

 

防水性能も搭載

もちろんアクティブな活動には汗や泥・水しぶき等はつきものですから防水性能も安価ながら搭載しています。同時に水深50m程度の圧力にも耐えうる(5ATM)筐体を採用しています。ですので、フィットネスのカテゴリに「水泳」があり、水泳の運動記録も取得できます。

結論=多くの人にとって買い。

結論ですが、基本的なフィットネス機能に加えて便利なスマホ連携機能も搭載、有名メーカー製という付加価値も加えて5000円台は非常に買いであると2週間使ってて感じました。

また、筆者は年末年始に地元へ帰省していた際にも常に装着しておりましたが手荷物の多い飛行機移動でスマホが触れなくても通知を確認できたり、歩数を稼いで悦に入る事ができたりと良いことが多かったです。是非ご参考にしてみて下さい。

改善すべきポイント

もちろん完璧というわけではなく、値段相応という点もあります。
  • 画面のスワイプが鈍い=レスポンスが若干悪い
  • 位置情報が若干ずれる時がある
5000円という価値を鑑みると仕方ないか…と思う程度であると使ってみて感じました。以上のようなことに許容できるなら本気で買いだと思いますし、位置情報の話で厳格に正確性を求めるなら廉価版はおすすめできません。一般用途には問題は無いと感じました。

[おすすめ]スマートウォッチでスマホロックを解除する方法

最後に筆者が使っているAndroidの機能「Smart Lock」を以下記事にて紹介しております。スマートウォッチと接続時はロック認証をスキップできるという機能です。

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市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。