高校生の半数がアニメを週1で観ていることが判明。アニメの視聴実態=LINE調べ(オタク小話42)


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LINEリサーチにより高校生の間でのアニメに関する調査結果が公開されましたので一部抜粋してご紹介します。

■名称:日本全国の高校生を対象に、アニメを見る頻度や今ハマっているアニメなどについて調査
■レポート:https://research-platform.line.me/archives/39330313.html

高校生の約半数は週1以上でアニメを観ている

普段どれくらいの頻度でアニメを見ているかという調査に対しては、女子高生の方が男子高校生よりも視聴している割合が低いことが分かった。

また、観ているアニメのシリーズは以下の結果になりました。

女性・男性ともに1位は「鬼滅の刃」になりました。更に「呪術廻戦」においては両者BEST 3にランクインしており、「ヒロアカ」「東京リベンジャーズ」もTOP 10にランクイン。

「無職転生」は男性にのみ、「うらみちお兄さん」は女性にのみそれぞれランクイン。どちらも性別のターゲットを絞ったコンテンツになっております。

全体的に一般少年雑誌が原作のコンテンツに人気が集中することが分かりました。

更に6割が「好きな声優」が居る

アニメを普段視聴していると回答した高校生に「好きな声優は居るのか」という質問をしたところ以下の様な結果になった。

少数ではありますが、アニメを見る高校生の1割超が「10人以上」好きな声優がいると回答。特に、高1女子では割合が2割弱と高くなっていました。

 

男子高校生の好きな声優は「水瀬いのり」が圧倒的

更に、アニメを見ている高校生に最も好きな声優を自由記述形式で回答してもらった結果以下のような回答が得られた。

男子高校生の間では2位の花澤香菜に圧倒的な差をつけ、水瀬いのりが1位に。女子高生の間では僅差で梶裕貴が1位。

今後ますますアニメコンテンツのメインカルチャー化が進んでいくことが明確にわかる調査結果でした。(情報提供:LINEリサーチ)


【調査内容】
調査対象:日本全国の高校1年生~3年生の男女
実施時期:2021年10月29日~2021年11月1日
有効回収数:1041サンプル

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。