Win11でEdgeの強制を回避できるソフト「MSEdgeRedirect」爆誕!(小話41)
2021年12月18日時点で動作する、Windows11でもMS Edgeを強制させる機能を回避するソフトが遂に公開されましたので早速レビューしてみました。MS vs 開発者の泥沼攻防戦も併せて紹介しておりますので最後までご覧いただければと思います。
MSEdgeRedirectの導入と検証
インストール
ソフトウェアのダウンロードは以下のGitHubページから行えます。セットアップの直リンク▶
ダウンロードしたファイルを起動。Microsoftが毛嫌いしているのか、ブロックされる場合がありますが「詳細」をクリックして実行しましょう。
設定が表示され、主に以下のオプションが設定できます。
- タスクトレイの非表示
- スタートアップ起動
- Bing検索から置き換えるエンジンの指定
これで終了。とても簡単にセッティング出来ます。
検証
実際にスタートメニューから検索した場合、Google検索結果が規定のブラウザで表示されました。
なお、このツールはEdgeプロセスのコマンドライン引数をフィルタリングして、microsoft-edge://ハンドラーにフックするのではなく、既定のブラウザーに渡す処理を行っています。
つまり、このソフトウェアは常にバックグラウンドで走る仕様です。低スペックPCではシステムに影響する可能性もあるので諦めてEdgeを使うほうが賢明かもしれません。
尚、編集部保有のノートPC(Ryzen7 4800H・RAM 16GB)では特にパフォーマンスに影響はありませんでした。メモリは安定して4MB程度しか食っていないです。
小話:Edge vs 開発者の泥沼攻防戦
ここ数ヶ月のMicrosoft Edgeを強制するMSとそれを嫌う開発者バトルが壮絶なのでこれを機にタイムライン形式でご紹介。
2017年以降
MS Edgeをブロックするソフトウェア「EdgeDeflector」がリリース=数十万人が使うソフトに発展
2021年頃~
Chromeをダウンロードしようとする際の邪魔なポップアップの激化
11月4日
Windows11 Insider PreviewにてEdgeDeflectorが利用不可に
12月15日
Windows11だけでなくWindows10でも正式にEdgeDeflectorが利用不可・その他類似する機能も利用不可に
今月
15日の強制を更に回避するソフトウェアが公開
完全に泥沼と化していて、第三者目線で見ると非常に面白い。今後の情勢から目が離せません。
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