“学生向け”銘打つAndroidスマホ「Xperia 10 V Fun Edition」ソニー発表 価格は8万円…気になる性能は
ソニーは新型スマートフォン「XperiaTM 10 V Fun Edition SO-52D」をドコモ専売にて1月26日(金)より発売することを発表した。
「Xperia 10 V Fun Edition」は2023年7月に発売された「Xperia 10 Ⅴ SO-52D」をベースとするスマートフォンとして、主なターゲットを「音楽や写真、動画などエンターテインメントを十分に楽しみたい若年層」としている。カラーはドコモオリジナルカラーの「ミストグレー」一色で価格はベースモデルと同額の定価79,860円、月々2,588円の割賦プランも提供されている。
学生向けを銘打つ本製品、スペックはすべてベースモデルと同様で処理チップにはエントリーからミドルクラスまで幅広いモデルに採用されているクアルコム社「Snapdragon 695 5G」を、メモリには6GBをそれぞれ搭載。
同価格帯に位置する「Pixel 8」シリーズなどと比較すると性能面では大きな見劣りがうかがえるほか、同じチップで同じメモリを搭載した同性能のモトローラ「moto g52j 5G」は41,800円と半額程度。学生をターゲットにしているものの、動画視聴やSNS利用や写真撮影を中心に行う方に向けての製品であることが想定され、ゲームの快適プレイには向かない。(編注:モバイル製品に詳しい方に言うならば“Antutu v9が40万点程度”の性能)
しかしながら、ボディ重量は159gと世界最軽量で、ディスプレイは有機EL対応フルHD、ハイレゾ対応オーディオなどエンタメ機として一定の価値は見込まれる。また、Fan Editionには限定特典として「Google One ベーシック100GB プラン 1年無料権」が付属しているとのことで、撮影した写真のクラウドストレージ保存が可能になるほか、500名限定で「Spotify 6ヶ月間無料」になるという。
「XperiaTM 10 V Fun Edition SO-52D」
外寸/重量:155 x 68 x 8.3 mm/159 g
防水防塵:IP65/IP68
ディスプレイ:6.1インチフルHD有機EL(HDR対応)
OS:Android 13~14
SoC:Qualcomm Snapdragon 695 5G
RAM/ROM:128GB 6GB RAM/128GB 8GB RAM(microSDXC拡張対応)
カメラ:48 MP広角, 1/2.0″, OIS + 8MP望遠 + 8MP超広角
その他:おサイフケータイ/Felica対応