Googleのキーボードは「帽子」の時代…?毎年恒例のGoogleによるネタキーボード企画が今年も


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Googleは10月1日、同社のキーボードアプリ「Gboard」からの新たなキーボードの提案として「Gboard 帽バージョン」を発表した。毎年恒例となっているGboardの”ネタキーボード”企画の最新版となる。

「帽子(CAP)」と「CapsLock」をかけ合わせてできたというこのキーボード、頭を覆うサイズの大きなキーを叩いくことでBluetooth経由で文字を送信できるほか、頭の傾きによって入力文字を変えることができるとのこと。

同日にYouTubeにて動画が公開されており、動画では開発者による製品製品紹介が行われ「頭に入れるのではなく、頭で入れることをAtamaInput(=AI,頭インプット)名付けました」「新たなヘッドマウントデバイスの形ですね」と今年も真剣なお遊び心が炸裂。

また、今年の映像では例年にない”テレビ取材”を模したパートも用意されており、試してもらった人へのインタビューでは「今までキボードを頭に乗せられないか試していたのですが、(これの)乗せやすさは比べれば比べるほど良いですね」「頭を冷やして入力できます」などと上手いコメントを寄せていた。

Googleは2010年初頭よりGoogle日本語入力(現・Gboard)のエイプリルフール企画を実施しており、過去には「パタパタバージョン」「ピロピロ(笛)バージョン」「マジックハンドバージョン」「湯呑みバージョン」など数多くの”へんてこキーボード”のプロトタイプを作成し話題に。ちなみに、昨年2022年の10月1日にも同様に一つ一つのキーを縦に並べた「棒バージョン」の動画を公開しており、今回も読み方が同じ「帽バージョン」であることについては「まあいっか」だそう。

最後には「将来的にはお好みの帽子に内蔵できるよう検討中」と今後の展望を述べた後、「キーボード界のトップになって欲しいですね!キートップなだk…」とのこと。もちろん全てフィクションで、実際に発売されることはないものの、設計図がGitHubにて公開されているため自作も可能かつ、特設サイトではARを用いた試着もできる。

ネタであっても本気で打ち込む、開発者の熱意に脱帽です。

オタク総研編集部

著者 オタク総研編集部
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