THE・秋葉原の中心地、まもなく風貌が様変わり。赤い「GiGO1号館」は閉館へ、旧石丸電気ビルは解体へ

GENDA GiGO Entertainmentは15日、運営するアミューズメント施設「GiGO秋葉原1号館」を今年の8月31日をもって閉館すると発表した。施設の定期建物賃貸借契約の満了によるもので、閉館後は株式会社マタハリーエンターテイメントがアミューズメント施設の開業を予定している。
同施設は1992年10月に「ハイテクランド・セガ シントク」として誕生。現存するGiGOのビル1棟型の店舗として最も長い歴史を持つ。赤い外観は街のアイコンとして国内外のファンに親しまれ、これまで「ハイテクランド・セガ秋葉原」「クラブセガ秋葉原」「セガ秋葉原1号館」「GiGO秋葉原1号館」と名前を変えながらも、30年以上にわたって秋葉原の変遷を見守ってきた。
同社では引き続き「GiGO秋葉原2号館、3号館、5号館」の3店舗にて事業を継続し、株式会社マタハリーエンターテイメントと協力するとコメント。閉館後は「シルクハット秋葉原店(仮称)」が再びオープンする見込み。
このGiGO1号館のある周辺は「オノデンビル」なども立地する秋葉原エリアの屈指のランドマークとして知られる。同エリアを巡っては、今年5月には中央通りを挟んだ反対側(JR秋葉原駅側)にある、かつて石丸電気駅前店が入居していたビルが2026年までに解体されることが明らかになった。
同ビルは5月22日まで「ダイコクドラッグ 秋葉原西口店」が入居していたが、店舗閉店をもって本格的な解体工事が進むこととなっている。