イラスト依頼のSkeb、インボイス制度の対応を説明 ”身バレ”問題は対策、登録も任意で不利益なし


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イラストコミッションサービスのSkebは21日、10月1日の施行開始が迫る”インボイス制度”について、公式X(Twitter)や公式ブログにて「[重要] インボイス制度開始に伴うお手続きのお願い」としてサービス内での対応をユーザーへ通達した。

インボイス制度に登録した個人事業主や課税事業者には”T”から始まる適格請求書発行事業者の登録番号が割り振られることになり、通常の場合、イラスト依頼を直接やり取りする場合には請求書への番号の記載や通知がが行われる。そのため、個人情報が参照可能であることから匿名で活動することも多いクリエイターからは問題視されていた。

しかし、今回のSkebではそれらの問題に対処する方法としてインボイス制度の「媒介者交付特例」を採用。依頼したクライアントにはクリエイターではなく運営会社であるSkeb社のインボイス登録番号が通知されることから、クリエイターの個人情報が保護される仕組み作りが整備されている。Skeb社は本発表に際し、同様の交付特例制度を活用したサービスとして「pixivFANBOX」や「BOOTH」「SKIMA」などを紹介しており、クリエイター保護を推進していた。

また、インボイス制度の登録については任意であるとしつつ、非登録者や免税事業者の可否によって手数料の変更や手取りの減少は行われることがないことも合わせて述べた。登録する場合は設定画面から行える。

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