ファイルを”画像化”してTwitterなどへ投稿できるツールが面白い。複数ファイルをまとめて画像にできる
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GitHubやTwitterにて活動する@WinLinux1028さんが「任意のバイナリデータを画像化するツール」を公開した。このツールを利用することで任意のファイルを「画像」としてTwitter等にアップロードすることが可能になる、という非常に面白い体験ができるという。
使用方法は簡単でファイルをアップロードするだけ。今回は400文字程度のテキストが記述されたWordファイル(docx形式)で試してみた。画像の変換方式は「グレースケール」「透明度付きグレースケール」「RGB」「透明度付きRGB」の4つから選択可能で、何れの方式でも変換処理は0.1秒以下で完了した。
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あとは作成された画像をクリックしてダウンロードして、Twitterなどにアップロードしてみよう。多くのウェブサービスでは画像を投稿した際、サーバー側でリサイズや軽量化といった画像変換が行われる。(13.1kBのバイナリの場合、画像は77✕77pxになった)
(補足:上記画像は圧縮変換を行ったあとの画像データになるので、これを読み込んでもバイナリに変換できません。イメージしやすいよう、参考として掲載しているものです。)
これにより大きな画像ファイルであれば変換時のノイズが原因で「画像に変換したが、もとに戻せない…」といったことが起こる可能性もあるが、今回試した限りではそのようなことはなかった。元に戻すには「画面右側にて画像を選択→バイナリデータに変換を選択→ダウンロード」で完了。こちらも0.1秒以下だった。
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内部処理はRustで記述されたWebassemblyを用いてブラウザ内部で行われているようで、変換コードはMITライセンスのもと公開されている。なお、同氏いわく「複数ファイルを送りたい場合はtarを使ってください」とのこと。(7zipやcubeice等の圧縮ユーティリティで作成可能)