バズりの目安は何RT?拡散しやすい時間は?Twitter公式謹製”バズ”を科学したレポートが初公開


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Twitter社は10日、「バズり」について148ページにわたり研究・解説したレポート資料「#拡散の科学」を無償で初公開した。本レポートは「どのようにして拡散」を引き起こせるのかというテーマをもとに、Twitter Japanから有志のプロジェクトを発足し膨大なツイートデータをもとに拡散の仕組みを解き明かすという内容になっている。

本レポートはリツイートにまつわる「9つ」の発見と題したトピックで構成されており、人を動かしたい・話題を作りたいと考えるマーケターや企業担当者は必見。1つ目には「拡散とは何なのか」という定義について論じられており、資料中では「バズの目安は1300リツイート」との記載がなされている。さらに、1,300リツイートを超えるツイートは0.1%という非常に低い事象であるといい、〈この「0.1%の可能性」に挑戦することこそが、ブランドが世の中ごとになる成功の鍵となります。〉と述べられている。

続くパート2では、人がリツイートボタンを押したくなる「気持ち」を機械学習を使って分析し、RTしたくなる16コの「熱量」を発見し、それらは6つの「熱量伝播」というグループに集約することができることを解明。事前に熱量の特徴がわかっていれば、企画しているコンテンツはどの熱量を刺激するものなのか把握した上で、有効なマーケティングを実行に移すことに役立つ。

…という流れで本レポートでは他にも「拡散されやすいカテゴリーはペット、アニメ、マンガである」や「拡散を狙うなら深夜1時-5時」といった、統計を素に「拡散」について論じられている。資料をダウンロードするにあたって会員登録や個人情報は不要なので、ぜひチェックしていただきたい。

(引用・ダウンロード)世界初公開|「#拡散の科学」なぜ人はリツイートするのか?