「Twitter API」有料化が13日に延期へ:システム内部でまだ古いAPIを使っていることも原因か
今日も朝からTwitterは大慌て。9日朝のTwitterはNintendo Switchの最新情報が様々更新された「ニンダイ」の話題に加えて「Twitter API」の話題で持ちきりだ。
米・ツイッター社は9日未明、Twitter API(外部からTwitterへの情報にアクセスする開発者向けの機能)」の有料化について言及。月1500ツイートまでは引き続き送信できる無料APIと、100ドルからなるエンタープライズ向けAPIを延期して2月13日から提供開始することを発表。以前より話題になっていた「Twitterアカウントでログイン」機能も引き続き無料になる見通しだ。
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そのような中、「Twitterのアプリ自身がまだ古い現行の無料APIから脱却できていない」という報告が開発者の中で話題になった。
WEB 版 Twitterの挙動をブラウザの開発者ツールを通じて確認すると、2021年11月15日に新たなバージョンのリリースに伴い移行を推奨されている「Twitter API v1.1」を未だに内部システムで使っていることが見て取れる。
これには「Twitter 内部でもまだ仕様策定が不十分な点がある」もしくは「開発が追いついていない」のではないかという意見が散見された。また、発表の前後でも、Twitter並びに同社が提供するクライアント 「TweetDeck」にて不具合が生じており、API更新系の不具合化は定かではないが、急速にイーロン・マスク氏が推進している一連の”改革”の弊害との見方が有力だ。