SNSで”越後製菓?”と話題だった年末年始の『ウマ娘』TVCM、効果はいかに:メインユーザー層が倍増


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「年末年始」は多くの特番が企画されておりテレビ視聴時間が増えるシーズンであるため、スマートフォンゲーム提供各社のCMが活発になる時期でもある。ではソシャゲのTVCMはどれくらいの効果があったのか?調査会社の「ゲームエイジ総研」が発表したレポートから「ウマ娘プリティーダービー」の例を紹介する。

太鼓に越◯製菓?バリエーション豊かな「ウマ娘」

擬人化された競走馬の育成を行うシミュレーションゲーム「ウマ娘プリティーダービー」では12月29日から年末年始イベントが開催され、正月をイメージした衣装を着たキャラクターの実装や、大規模なログインボーナスキャンペーン、1日1回10連ガチャ無料キャンペーンなどが行わた。

それらのPRの一環として、年末年始に全6種ものTVCMを放送。「キタサンブラック」と「サトノダイヤモンド」が登場し、祭りを意識した「うまぴょい太鼓」篇から某”餅メーカー”を想起させる「ぱかっとクイズ」篇など、年末と年始でそれぞれ異なるバージョンが用意されていた。

レポートによると、年末年始イベントがはじまった12月29日から、特に10代のから30代アクティブユーザー数の増加が顕著だったといい、中でも特に20代のユーザーは2倍近い増加を記録したという。

人気の高いキャラクターに新しい衣装を実装しCMにも起用することで、TVCMからの直接効果に加えてSNSでの口コミの増加なども作用した結果、新規顧客の獲得や離脱ユーザーの復帰につながったのではないかと見込んでいる。

ゲームエイジ総研のレポートによると、「ウマ娘」のほかにも「ヘブンバーンズレッド」などの調査結果も掲載されており、いずれもアクティブユーザーの増加に大きく貢献したという。

同社はTVCMという媒体について、「年末年始は長期休暇が続くことにより家族団らんの場が増え、普段よりもテレビを見る機会が増加する。そのような期間だからこそ、受動的媒体ではあるものの大規模で視聴者からの信頼を得やすいTVCMでの訴求を中心とし、デジタルアドと戦略的に組み合わせたことで、ユーザーへのリーチが効果的に行われた」との見方を示している。

情報提供元:iGage(https://www.gameage.jp/igage/)
対象集計期間:2022年12月1日~2023年1月8日
© Cygames, Inc.

オタク総研編集部

著者 オタク総研編集部
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