サイバーエージェント、1Q決算公表:W杯で注目のABEMAは増収、ゲーム事業は営業利益69%減


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広告代理業やメディア事業、ゲーム事業を展開する株式会社サイバーエージェントは25日、2023年9月期第1四半期決算を公表。

ワールドカップの全試合生中継で脚光を浴びた「ABEMA」を主力とするメディア事業はYoY34%増の334億円と過去最高の売上高を記録した一方で、営業損益は-93億円を計上した。

 

また、短信によると、ゲーム事業は「ウマ娘」「プリンセスコネクト Re:Dive」「グランブルーファンタジー」といった主力タイトルが周年記念前の端境期にあたることから、売上高はYoY30%減の409億円、営業利益はYoY69%減の52億円となった。

メディア事業での大幅な損失を広告事業やゲーム事業で補うことで、結果としてグループ全体での売上高はYoY1%程度と横ばい。営業利益は400億~500億としている。

ゲーム事業では「主力タイトルの運用強化と新規ヒットの創出」を中長期的な戦略としており、2Qでは新たに2タイトルのリリースも予定されているほか、「ガルパ」など他社IPも含めた6タイトルの周年記念も開催されるため売上高・営業利益の回復が見込まれる。

※参考:決算短信・決算資料(リンク

オタク総研編集部

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