2022年下半期のスマホゲーム全体収益は2割減の68億ドル:モンスト、FGO、ウマ娘は健在&Level Infiniteが急成長


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調査会社のSensorTowerは2022年下半期の日本のモバイルゲーム市場についての調査レポートを発表した。2022年下半期日本のモバイルゲーム収益は全体で前年同期比22%減の約68.5億ドル、収益TOP3のタイトルは「モンスターストライク」「Fate Grand/Order」「ウマ娘 プリティーダービー」だったという。

「モンスターストライク」は昨年10月に9周年を迎えたスマホゲーム業界では歴史の長いタイトル。周年キャンペーンやイベントなどが功を奏し10月は2022年下半期で最高の月間収益となる6,100万ドルを記録、12月にはこれに迫る月間収益6,000万ドルを達成し、根強い人気の高さがうかがえる。

また、収益が成長したタイトルTOP10も発表され、「勝利の女神:NIKKE」や「Tower of Fantasy」が上位3位以内にランクインした。両アプリを手掛けるLevel Infiniteは成長が著しいパブリッシャーであると同社は評価している。

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中でも「勝利の女神:NIKKE」は昨年11月4日の正式リリース直後から各種アプリストアランキングにて首位を獲得するなど好調な初動を見せ、日別収益140万ドル以上をキープするなど勢いが衰えることなく2023年を迎えている。日本市場全体でのダウンロード数と収益は以下の通り。

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市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。

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【情報提供】SensorTower Intelligence Report