「ふわっち」運営のjig.jp、東証グロース上場 ガラケーからライブ配信へ


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12月22日にライブ配信サービス「ふわっち」などを運営する株式会社jig.jpが東京証券取引所グロース市場への上場を果たした。証券コードは5244で初値は公開価格を40%上回る478円を付けた。

jig.jpはかつてガラケー向けブラウザ「jigブラウザ」の開発提供を行う会社として有名だった。その後、SNSツールや各種アプリなどの開発を経て、2015年にLIVE動画配信サービス「ふわっち」をリリース。ライブ配信者を支援することができる”投げ銭”などの機能で人気を博している。

同社は「ふわっち」を主とするライブ配信事業の売上高が全体の98.8%を占めており、「ライブ配信中に視聴者が使用するアイテム販売」が主な収益源となる。今後、ガラケー時代から生配信時代へという移り変わりに柔軟に対応できる持ち前のサービス開発力を活かせるようにと事業計画資料にて意気込んだ。

競合他社としては同じく東証グロース市場に上場している「ツイキャス」運営のモイ株式会社などが挙げられる。ドワンゴのニコニコ生放送・サイバーエージェントのOPENREC・DeNA傘下のSHOWROOM・IRIAMとともに、海外に対抗しうる日本のライブ配信サービス業界全体の成長が期待される。

オタク総研編集部

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