中古スマホ販売数、やはり日本だけ「iPhone SE」人気圧倒 第2世代→第3世代の交代も
整備済み中古品(リファービッシュ)の買取販売を展開するBack Market Japanは、2025年リファービッシュスマホ販売・買取数ランキングを発表。日本市場ではiPhone SEシリーズが販売・買取の双方で1位を獲得した。
リファービッシュ品とは専門家が検査・クリーニング・修理し、全ての機能で正常作動が確認されている整備済製品を指し、2025年1月から11月15日までに取り扱われたリファービッシュスマートフォンの販売・買取実績を集計している。
今年の販売では「iPhone SE (2022) 64GB」が、買取では「iPhone SE (2020)」が最も多く取引されており、第2世代が手放され、第3世代が選ばれるという世代交代の循環が形成されていることがうかがえる。また販売では前年に続きiPhone 13シリーズが上位を維持し、性能と価格のバランスを重視する需要が根強いことが示された。
一方、米国と欧州では上位5位にいずれもiPhone SEはランクインしておらず、かわりに最新世代に近いモデルの人気が高く「iPhone 13」「iPhone 14」に加え「iPhone 15」が販売ランキングに入った。
Back Marketは、欧州では新品発売後まもない型落ちモデルの流通量が多いため価格競争が起こりやすく、フランス市場ではリファービッシュ品のiPhone 16が新品価格からすでに約2割値下がりしているという。
新品発売時の価格差が大きくなることで、より新しいモデルが手頃な選択肢として受け入れられているとみられる。
日本 リファービッシュスマートフォン販売数ランキング
1位:iPhone SE (2022) 64GB
2位:iPhone 13 128GB
3位:iPhone SE (2022) 128GB
4位:iPhone 13 mini 128GB
5位:iPhone SE (2020) 64GB
6位:iPhone 14 128GB
7位:iPhone 13 256GB
8位:iPhone 12 64GB
9位:iPhone 12 128GB
10位:iPhone 14 256GB
日本 リファービッシュスマートフォン買取数ランキング
1位:iPhone SE (2020)
2位:iPhone 11
3位:iPhone 8
4位:iPhone 12 mini
5位:iPhone 7
6位:iPhone XR
7位:iPhone SE (2022)
8位:iPhone 12
9位:iPhone 6s
10位:iPhone 11 Pro
