モンスト、インドで海外版を年度内リリース イベントで「潜在的な需要の⾼さ」確認


モンスト、インドで海外版を年度内リリース イベントで「潜在的な需要の⾼さ」確認
「モンスターストライク」

MIXIは14日に公表した2026年3月期第2四半期決算説明会において、スライドを一枚設けて、同社のスマートフォンゲーム「モンスターストライク」の海外展開版を説明した。

海外版として提供が予定されている「STRIKE WORLD」について、インド市場で今期中のリリースを目指すことを明らかにしている。そのうえで、同社はリリースに向けた準備として、カルチャーイベント「Mela! Mela! Anime Japan!! 2025」に初出展した。

Mela! Mela! Anime Japan!! 2025は、アニメを中心としたインド最大級の日本文化イベントで、日本のAnimeJapanなどに相当する。今年はニューデリーのPacific Mall Tagore Gardenで、2日間にわたって開催された。MIXIによると、イベントは「大盛況」で数多くの日本アニメファンが来場したと報告。

インドイベントに関する開催報告
インドイベントに関する開催報告

同社ブースにも大勢の来場者が立ち寄るなど、インド市場における潜在的な需要の高さを改めて確認することができたという。同社は今後、アニメファンとの接点を創出するとともに、IPホルダーや現地企業との連携も進めていく方針だ。

なお、同作を含む同社のデジタルエンターテインメント事業の中間期売上高は前年同期比11.1%減の356億9200万円となった。「モンスターストライク」はMAUが減少したことにより、前年同期と比較して売上高が減少した一方、コスト効率化等により事業利益は同2.5%増の165億7100万円と増加した。

著者 経済/社会担当
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