ガンダムの新作スマホゲーム、累計収益は推定300億円超 日本は男性9割…女性が多い意外な国とは
バンダイナムコエンターテインメントが4月16日にリリースしたモバイルゲーム『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』が、リリースから5ヵ月間で推定累計収益2億ドルを突破している。
モバイルゲームの分析調査を行うSensor Tower社が公表したデータによると、2025年4月16日から9月15日までの市場別ダウンロード数と収益は、いずれも日本がトップ市場となっている。日本市場は全体収益の約70%を占め、同期間に1億4000万ドルの収益を記録した。
SDガンダム ジージェネレーションシリーズの最新作として展開されている本作。収益面では日本に続いて台湾、韓国、アメリカが上位に入り、香港も3位につけるなど、ガンダムIPがアジアを中心に支持されていることが裏付けられている。
香港では1.7倍以上差つけて首位に…男女比も異なる
日本市場における同作のソース別ダウンロードシェアでは、オーガニックブラウズが30%以上を占めてトップとなり、有料広告は約20%にのぼった。収益面では大きな鈍化もなく、リリース5ヵ月間は順調に伸びを維持している。

世界におけるモバイルターン制タクティクスゲームの収益ランキングでは、本作が2位の『Warhammer 40,000: Tacticus』に7倍以上の差をつけてトップに。また、香港市場では、モバイルゲーム全体の収益ランキングで首位に立ち、2位の『ホワイトアウト・サバイバル』に1.7倍以上の差をつけている。
プレイヤーの属性分析によると、日本では35歳から44歳の層が最も高く40%以上を占め、45歳から54歳の層も10%以上となっており、調査対象市場の中で唯一この年齢層が10%を超えた。
さらに、ユーザー男女比では日本が男性9対女性1であるのに対し、香港では男性6対女性4と女性の割合が高くなっているなど、興味深いデータも公表されている。
