新型iPhoneのデザイン、今年もケースメーカーが“お漏らし”「ごめんね、ティム」挑発的マーケティングも


新型iPhoneのデザイン、今年もケースメーカーが“お漏らし”「ごめんね、ティム」挑発的マーケティングも
「iPhone 16」

Appleの新商品発表会が目前に控えるなか、同日の発表が見込まれる新型スマートフォン「iPhone 17」シリーズにまつわる情報が、複数の著名アクセサリーメーカーによって公にされている。

中でも特に大胆な動きを見せているのがカナダのdbrand社。同社はすでに公式サイト上で、iPhone 17、iPhone 17 Air、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxとされる4モデルの専用ケースやスキンの販売を開始。さらに、サイトには「Sorry Tim(ごめんね、ティム)」というAppleのティム・クックCEOに向けたかのような挑発的なメッセージと共に、新型iPhoneとみられる端末のレンダリング画像を大々的に公開した。

そして、画面保護フィルムなどを手掛け日本でも展開するNimasoも、iPhone 17シリーズにまつわる情報を発信した。こちらは直接的な商品プロモーションではないものの、公式TikTokの日本語公式アカウントを通じて「モックアップ」を公開している。

もちろんiPhone 17自体が未公表につきモックアップの入手経路も不明。公式TikTokには「新色登場?」などとあくまで予想のテイにとどめているものの、実際に制作された自社ケースをはめ込む様子も収められている。

こうしたアクセサリーメーカーによる「フライング公開」は、今に始まったことではなく、nimasoは昨年のiPhone 16でも同様のプロモーションを行っていた。新モデルの発売と同時に商品を市場に投入するため、秘密保持契約などを交わさないまま非公式にCADデータや金型の情報を入手している可能性も存在する。

今年はSpigenといった他の複数の大手メーカーも同様のデザインが公にされていることから、Appleが正式発表するデザインはそうした形で確定とみられる。ユーザーにとっては、正式発表を前に新モデルの姿を垣間見ることができる一方、Appleが用意しているであろう「サプライズ」の楽しみが薄れてしまうという側面も。

Appleの公式発表は9月9日(日本時間10日未明)と見られており、そこで全ての詳細が明らかになる予定だ。

著者 テクノロジー/ゲーム担当
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