iPhone SE 2はまだまだ現役…次期iOSサポートで延命、XSやXRは対象外に

米Appleは現地時間の9日、iPhone向けOSの最新バージョン「iOS 26」を公表し、対応機種を発表した。同社によると、iOS 26はiPhone 11シリーズ以降の機種で利用可能となる。

iOS 26に対応する機種は、最新のiPhone 16シリーズはもちろん、2019年に発売されたiPhone 11シリーズまでサポートしている。そして廉価モデルのサポートでは2020年に発売された「iPhone SE (第2世代以上)」が対応している。

一方、今回の発表によりiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRについては、現行のiOS 18が最終対応バージョンとなることが確定した。これらの機種は2018年に発売されたモデルで、7年間にわたってソフトウェアアップデートの対象となっていた。

同社は「iOS 26」の開発者向けベータ版の提供を同日より開始し、一般ユーザー向けのパブリックベータ版についても公開予定としている。なお、ベータ版は開発者以外のユーザーも無料でダウンロードできるようになっている。

同日発表表された「iOS 26」「iPadOS 26」「macOS Tahoe 26」「watchOS 26」「tvOS 26」はいずれも「Liquid Glass」と呼ばれる新しいデザインコンセプトが実装されており、ガラスの光学的特性とApple独自の流動性を組み合わせた見た目が特徴となっている。背景やコンテンツに応じて自然で美しい表現ができるとしている反面、処理能力も今まで以上に求められるとみられ、バッテリーの持ちに影響する可能性もある。

■対応デバイス
iPhone 16e
iPhone 16／iPhone 16 Plus／iPhone 16 Pro／iPhone 16 Pro Max
iPhone 15／iPhone 15 Plus／iPhone 15 Pro／iPhone 15 Pro Max
iPhone 14／iPhone 14 Plus／iPhone 14 Pro／iPhone 14 Pro Max
iPhone 13／iPhone 13 mini／iPhone 13 Pro／iPhone 13 Pro Max
iPhone 12／iPhone 12 mini／iPhone 12 Pro／iPhone 12 Pro Max
iPhone 11／iPhone 11 Pro／iPhone 11 Pro Max
iPhone SE (第2世代以上)