19年発売の「AQUOS sense3」中古スマホ販売で初のトップ iPhone SEは16カ月連続首位途切れる 伊藤忠系発表


19年発売の「AQUOS sense3」中古スマホ販売で初のトップ iPhone SEは16カ月連続首位途切れる 伊藤忠系発表

伊藤忠グループのBelongが運営する中古スマートフォン販売・買取サービス「にこスマ」は27日、2025年4月の機種別販売数・買取数ランキングを発表。販売数ランキングでは、シャープのAQUOS sense3が初めて1位を獲得し、これまで16カ月連続で首位を維持してきたiPhone SE(第2世代)64GBモデルが2位に後退した。

AQUOS sense3とは2019年にSHARPが発売したAndroidスマートフォン。かなりの型落ち機種にはなるが、首位獲得について、同社は価格の安さが主な要因だと分析している。平均販売単価は2025年2月以降6,000円台まで下落しており、これに伴い取引数が急増している状況が続いているという。

また、本機は防水、耐衝撃性能、おサイフケータイ、デュアルSIMなど一通りの機能に加え、セキュリティと安定性に優れた通信規格にも対応しており、当時から「法人用途としても安心」と謳っていたため、法人や事業用としての中古スマホ需要も一定数あるとみられる。(注:ランキングに法人購入分は含まれません)

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iPhone SE(第2世代)64GBモデルは2023年12月から2025年3月まで16カ月にわたって販売数1位の座を保持していたが、今回初めて首位を明け渡した。

なお、機種ごとの容量を統合した合計では依然としてiPhone SE(第3世代)が1位となるが、AQUOS sense3、iPhone SE(第2世代)が僅差で続いている。iPhone SE(第2世代)が機種別合計で首位を失うのは2023年2月以来26カ月ぶり。

一方、買取数ランキングではiPhone SE(第2世代)64GBモデルが大幅に取引数を増加させ、2023年12月以来16カ月ぶりに1位に返り咲いたほか、Androidスマートフォンは買取数ランキングには入らないなど、依然としてiPhone系の強さが目立つ。

著者 編集部 IT/デジタル担当
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