シャオミ、モバイルバッテリーを自主回収 一部ロットに「過熱・発火の可能性」

Xiaomiは、同社が販売する「Xiaomi 33W Power Bank 20000mAh(Integrated Cable)」(モデル:PB2030MI/参考価格3,080円)について、自主回収を実施すると発表した。
回収対象となるのは「2024年8月から9月にかけて」製造された一部の製造ロット。一部サプライヤーの原材料に起因する問題により、特定の使用環境下で故障が発生し、過熱や発火につながる可能性があることが確認されたという。
同社によると、既知の事例はごく少数で、日本国内では発生事例は報告されていない。しかし、「高い製品品質基準を維持するため」として、該当製品の自主回収を決定した。
Xiaomiは今回の件について「このたびはご不便をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます」とコメント。「今後も世界中のお客様に、安全で信頼性が高く、品質に優れた製品を提供してまいります」としている。
同社は対象製品の利用者に対し、シリアルナンバーを確認するようアナウンス。公式ストアサイトの特設ページにてSNを入力することで、対象製品かどうかをチェックすることができる。直近より日本国内でもモバイルバッテリーの発火や損傷の事故が多発しており、リコール品の確認などが求められている。