ソニー、新型スマホXperia 1 VIIで稀に「電源落ちる、入らない」不具合 出荷販売を一時停止


ソニー、新型スマホXperia 1 VIIで稀に「電源落ちる、入らない」不具合 出荷販売を一時停止

ソニーは4日、同社が発売したスマートフォン「Xperia 1 VII」において、使用中に電源が落ちる、再起動がかかる、電源が入らないといった事象が稀に発生することが判明したと発表した。本機は6月5日に発売した新製品で、オープンマーケット版は204,600円(税込)とハイエンド帯に位置する。

対象となる機種はNTTドコモ「SO-51F」、KDDI「SOG15」、ソフトバンク「A501SO」、およびオープンマーケット「XQ-FS44」の4機種で、当該製品の出荷およびソニーストアでの販売を一時停止している。

同社は現在、原因調査を進めており、詳細が判明次第、対応を含めて案内するとしている。当該製品を所有するユーザーに対しては、今後の案内を待つよう呼びかけるとともに、待機期間中に必要なデータのバックアップを行うよう求めている。

また、該当する事象が発生した場合の対処法として「電源ボタンと音量ボタン(+)を約20秒同時に長押し」を挙げているほか、最新のソフトウェアアップデートの適用を推奨している。

アップデート手順は機種によって異なりキャリア版の場合は「設定」アプリから「システム」→「システムアップデート」。XQ-FS44の場合は「設定」アプリから「システム」→「ソフトウェア更新」。アップデート後のソフトウェアバージョンは全機種で71.0.A.2.43となる。

同社は「お客様にはご不便、ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます」とコメント。問い合わせはLINE、チャット、電話(050-3754-9013)で受け付けている。

著者 編集部 IT/デジタル担当
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