東京TBSと関西MBSがアニメ製作で協業 総額300億の投資枠設けTBS-HDが新会社

TBSホールディングスは14日、アニメをはじめとしたIP(知的財産)ビジネスの創出と拡大を目指し、総額300億円の投資枠を設定した新会社「株式会社CIP」を設立することを発表した。新会社の代表には赤津一彦氏が就任する。
新会社CIPは、アニメーションを中心としたIPの企画、開発、制作を主に見据えており、アニメ分野での実績が豊富な在阪局の毎日放送(MBS)と協業する。TBSのコンテンツ制作力とMBSのアニメ分野での実績を活かした協力体制を構築するとしている。
新会社が開発・獲得するIPは、TBSグループの事業アセットと連携するとし、具体的には、ライフモチベートブランド「PLAZA」でのグッズ販売やタイアップ、動画配信サービス「U-NEXT」でのアニメコンテンツ配信、複合施設「赤坂サカス」でのイベント開催などが予定されている。

■株式会社 CIP(仮)
代表者:赤津一彦
所在地:東京都港区赤坂 5 ー 3 ー 6
主な事業内容:
アニメーションを中心とした IP の企画、開発、制作
制作した IP の国内外における放送、配信、商品化、イベント、ゲーム等、各種展開
有望な IP への投資と事業開発
IP を活用した新規事業の企画・運営
資本金:1 億円、資本準備金 1 億円
株主構成:株式会社 TBS ホールディングス 100%