吉本興業、数十億円規模のコンテンツファンド組成 お笑いだけでなくアニメも対象に

吉本興業は18日、コンテンツ制作の拡大と番組フォーマットの海外展開を目指し、コンテンツファンドを組成したと発表した。国内外の企業からの出資を含め数十億円規模の資金を調達・準備していることを明らかにしている。
同ファンドは各種配信プラットフォームに向けて、先進技術を利用したコンテンツ制作などを支援する。ジャンルは同社の強みとするバラエティ番組にとどまらず映画、アニメ、ドラマ、ライブコンテンツ、リアリティショー、縦型ショートドラマ、ウェブトゥーン、ゲームなども視野にしれているという。
今後は明石家さんま、ダウンタウンをはじめ、中川家、千鳥、かまいたち、マヂカルラブリー、チョコレートプラネット、渡辺直美、霜降り明星や今後活躍が期待できる若手を含む同社所属タレントがプロデュース・出演するコンテンツのほか、スポーツ選手のドキュメンタリーやオーディション番組などの制作を予定している。
海外へのフォーマット販売も視野に入れながら、コンテンツ制作を順次拡大していく方針だ。