ゲーム開発のAiming、競輪投票サービス事業に進出 KPJ企画に出資し「スマホゲーム以外の収益基盤」拡大へ

モバイルゲーム開発を行う株式会社Aimingは28日、競輪投票ポータル事業を手がける株式会社KPJ企画への出資を発表した。出資後、同社はAimingの持分法適用会社となる予定で、出資比率は42.85%となる。
KPJ企画は、競輪投票ポータルアプリの共同保有や企画・製作・運営を行っており、イースト・グループ・ホールディングスによって設立。競輪市場は1兆円を超える規模があり、うち78%以上がインターネット経由での販売となっている。Aimingは、このような市場背景を踏まえ、競輪投票ポータルアプリを通じた市場シェアの獲得を展望に見込んだ。
モバイルゲーム開発を行う企業が競輪等のベッティング事業を兼ねる事例は『モンスターストライク』で知られるMIXIが知られており、Aimingは自社のゲームアプリ開発・運営におけるノウハウを生かして、KPJ企画の業務支援を行うとしている。
なお、Aimingは同日、2025年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算も発表。看板タイトルでもある『ドラゴンクエストタクト』が4.5周年イベントなどで安定的に貢献したことに加え、新作タイトル『WIND BREAKER 不良たちの英雄譚』の配信開始による受託売上の計上があったことで、黒字転換を達成した。