【一覧】東宝、興収10億円超の映画は23本に増加 最高額『コナン』新作は“初日10億円”記録更新に期待

東宝株式会社は今月14日に開示した2025年2月期本決算の説明資料にて、主要ヒット映画作品の興行収入を公表。興収が10億円を超えた作品が合計23作品にのぼり、前年比で増加したことが明らかとなった。(東宝東和含む)
2月期(2024年3月〜2025年2月)までの期間を対象に、最も興行収入が高かった作品は『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』で158億円を記録。前年に公開された『名探偵コナン 黒鉄の魚影』の138億円を上回るシリーズ史上最高のヒットとなり、昨日18日には日本テレビ系「金曜ロードショー」で初放送され話題となった。
『名探偵コナン』劇場版としては4月18日より最新作『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』が公開。本日付で公表された興行成績の速報によれば初日で10.5億円を記録しており、昨年に引き続いての記録更新に期待が高まっている。
東宝配給作品では『キングダム 大将軍の帰還』が80億円、『ラストマイル』が59億円、『変な家』が50億円、『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』が43億円と続いた。アニメ作品からは『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』『機動戦士Gundam GQuuuuuuX-Beginning-』がそれぞれ30億円台にのぼった。(記事下部に作品一覧あり)
今期(2025年3月〜)も多彩な作品がラインナップされており、アニメ関連では「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」「名探偵コナン 隻眼の残像」「『鬼滅の刃』無限城編 第一章」「映画クレヨンしんちゃん 」「チェンソーマン レゼ篇」「映画しまじろう」「アニメ『怪獣8号』第1期総集編」「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族」「『ゴールデンカムイ』劇場版2(仮)」なとがある。
主な興行成績10億円超えの作品
名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(24/4/12)…興収 158.0 億円
キングダム 大将軍の帰還(24/7/12)…興収 80.3 億円
ラストマイル(24/8/23)…興収 59.6 億円
変な家(24/3/15)…興収 50.7 億円
怪盗グルーのミニオン超変身(24/7/19)…興収 45.3 億円
映画ドラえもん のび太の地球交響楽(24/3/1)…興収 43.1 億円
映画「グランメゾン・パリ」(24/12/30)…興収 41.6 億円
僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト(24/8/2)…興収 36.0 億円
機動戦士Gundam GQuuuuuuX-Beginning-(25/1/17)…興収 33.4 億円
劇場版ドクターX FINAL(24/12/6)…興収 32.5 億円
映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記(24/8/9)…興収 26.9 億円
ファーストキス 1ST KISS(25/2/7)…興収 25.3 億円
劇場版トリリオンゲーム(25/2/14)…興収 19.2 億円
室井慎次 敗れざる者(24/10/11)…興収 18.9 億円
スオミの話をしよう(24/9/13)…興収 17.7 億円
ゴジラ×コング 新たなる帝国(24/4/26)…興収 17.4 億円
室井慎次 生き続ける者(24/11/15)…興収 17.0 億円
ディア・ファミリー(24/6/14)…興収 14.7 億円
アンダーニンジャ(25/1/24)…興収 14.6 億円
劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」(24/5/24)…興収 14.1 億円
もしも徳川家康が総理大臣になったら(24/7/26)…興収 12.0 億円
四月になれば彼女は(24/3/22)…興収 11.9 億円
劇映画 孤独のグルメ(25/1/10)…興収 10.1 億円
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