劇場版『名探偵コナン』驚かされた歴代“ゲスト声優”といえば?「大正解過ぎた」「クレジットで初めて知った」


劇場版『名探偵コナン』驚かされた歴代“ゲスト声優”といえば?「大正解過ぎた」「クレジットで初めて知った」

いよいよ4月18日(金)に公開が迫った劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』。13日には国立代々木競技場第一体育館でスペシャルファンミーティングが行われ、レギュラー声優陣に加えて、今作のゲスト声優を務める俳優の山田孝之、山下美月が登壇した、

これまでに何度も声優経験のある山田と、今回が声優初挑戦となる山下。山下は事前にテレビアニメ版のアフレコを見学し、入念な練習を重ねたうえで本番に挑んだという。年々興行収入が増えていき、いまや日本映画界のトップコンテンツとなった劇場版『名探偵コナン』なだけに、同作に参加するのは相当なプレッシャーがあったと明かした。

劇場版『名探偵コナン』は今回のようにゲスト声優が出演するのがおなじみ。ゲストの演技については独特すぎて目立ってしまうものもあれば、エンディングのクレジットを見るまで、ゲストが声優を務めていたことに気づかなったと話題になるほど、アニメになじんでいたと絶賛される人もいる。

特に評判が良かった例を少し紹介しよう。

もはや殿堂入りといっていいほどに語り継がれているのは、2016年公開の『純黒の悪夢(ナイトメア)』で、黒の組織の女性幹部「キュラソー」を演じた天海祐希。もともとは冷酷であったが記憶喪失によって人間らしさを取り戻し、記憶が戻っていく過程で過去の自分と今の自分との間で葛藤に揺れる複雑な心境を、深みのある演技で表現した。

ファンからは「天海祐希さんのキュラソーが本当にいいんだ。芸能人声優で最高評価だと思う」「純黒の悪夢、めっちゃ面白かった。メインの登場人物に天海祐希採用したの大正解過ぎた、鳥肌立った」といった声があがっている。

そして昨年公開された『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』で、北海道警の刑事「川添善久」を演じた大泉洋も、評判がとても良かった。函館が舞台の同作で、北海道出身の大泉が地元の方言を使って自然にしゃべっているのが好評。持ち前の演技力とユーモアさに加えて、キャラにあわせて声色も変えて、作品の雰囲気にバッチリあっていた。

観客からは「エンディングクレジットに大泉さんの名前があって、どこに出てた!?と思った」「クレジット見るまで出演してるのすっかり忘れてた」といった声があがっていた。

ちなみに山下と同じく元乃木坂46でいえば、2022年公開の『ハロウィンの花嫁』で白石麻衣がゲスト声優を務めた。これが声優初挑戦ながら、ロシア語を話す謎の女性「エレニカ・ラブレンチエワ」を見事に演じきっていたため、今作もゲスト声優に注目が集まっている。

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なお、4月23日(水)発売予定の雑誌「CanCam」は山下とコナンのコラボ特集号となっている。誌面では、山下のアフレコ現場のエピソードや劇場版の注目ポイントをまとめた特集も掲載されるほか、コナンとツーショットで映るフォトカードも付録として用意されるのでこちらもチェックしたい。

著者 神山勝丸
ドラゴンボールとドラクエ、鳥山明を愛する30代。好きなアニメはサザエさん。