クレしんスピンオフ「野原ひろし 昼メシの流儀」アニメ化、金曜夜に放送決定!毎話2エピソード展開

「クレヨンしんちゃん」公式スピンオフ漫画「野原ひろし 昼メシの流儀」が10月3日よりBS朝日にて夜11時から11時30分に放送されることが決定した。
原作は2015年12月より「月刊まんがタウン」で連載を開始し、現在は「まんがクレヨンしんちゃん.com」で連載中の塚原洋一による作品。しんちゃんの父・野原ひろし35歳の昼食をテーマとしたグルメ漫画で、サラリーマンとして働くひろしが限られた小遣いと時間の中で昼食にこだわる姿を描いている。作品は累計発行部数80万部を超え、ウェブコミックでの累計PV数は昨年度で440万PVを記録している。
3月のアニメ化発表時には、Xで「野原ひろし」が1位、「昼メシの流儀」が8位にトレンドインするなど話題を呼んだ。今回初公開された映像では、ひろしの声優を務める森川智之が「野原ひろし、35歳、彼ももちろん昼メシを喰う!」とナレーションを担当。声優もナレーションもすべて森川智之が務める構成となっており、映像の最後には本家お馴染みの「みれば~」のセリフも収録されている。
放送は各話30分で2エピソードから構成され、原作でも人気の高い「パンケーキ」「串かつ」エピソードなどが映像化される予定となっている。
本作の人気の理由について、単なる食レポではなく料理のトリビアや作り方に加え、「後輩への奢りの悩み」「営業の合い間の時短メシ」「上司の愚痴」といったサラリーマンならではの「あるある」が詰まっていることから、大人世代の男女を中心に共感を得ていると分析されている。また原作「クレヨンしんちゃん」らしいギャグとシュールな笑いも盛り込まれており、料理ごとに見せるひろしの様々な「顔芸」も魅力の一つとされる。
オープニング主題歌には、自身も「クレヨンしんちゃん」シリーズの大ファンであるアーティスト「Mega Shinnosuke」による描き下ろし楽曲「ごはん食べヨ」が起用された。Mega Shinnosukeは「まさかの僕しんのすけが主題歌!ありがとうございます!人生は何があるか分からない 平和でクスッとできるお話!放送楽しみです!」とコメント。楽曲について「毎日生きてると本当に色々大変なことが誰しもありますよね、!バタバタと進む生活の中ほっと一息つけるようなおいしいごはんを食べて、やるぞー!ってなって欲しいです!『気楽にいこうね』という歌詞の通り何かを食べてエネルギーを得て、ますますに生きていきたい そんな楽曲です!小さく踊ると尚楽しい元気に愉快に気楽に行きましょう」と制作への思いを語っている。