PS5、米国で7000円超えの大幅値上げ「厳しい経済環境」理由に…関税など影響か

ソニーは現地時間の20日、米国市場において「PlayStation 5」の価格を8月21日から引き上げると発表した。同社は「困難な経済環境への対応」として、すべての PS5 モデルの希望小売価格を改定する。
新価格は PlayStation 5 が549.99ドル、PlayStation 5 デジタルエディションが499.99ドル、PlayStation 5 Pro が749.99ドルとなる。従来価格からすべてのエディションが50ドルそれぞれ値上がりする。(21日時点レートで約7380円)
ソニーは欧州の大型ゲームイベントであるGamescom開催中、ブログで発表した声明において「多くのグローバル企業と同様に、私たちも厳しい経済環境を乗り越えようと努力しています。そのため、8月21日より米国におけるPlayStation 5本体の希望小売価格を値上げするという苦渋の決断を下しました」と説明した。
また、アクセサリー類の価格に変更はなく同社は「他の市場における追加の価格変更を発表する予定はない」と付け加えた。
なお、日本国内での値上げは昨年夏に行われており、ディスクドライブ搭載モデルは66,980円から79,980円へ、デジタルエディションは59,980円から72,980円となっていた。