NURO光、集団訴訟を起こされる可能性 回線品質などを理由にユーザーが検討
昨日9月21日、光回線などを手掛けるインターネットプロバイダー・NURO光の利用者がパケロスや夜間の速度低下などを理由に、NURO光に対し集団訴訟を行うことを検討していると述べて話題になっている。
話題だったのはゴールデンボル男さんのツイート。ゴールデンボル男さんは「NURO光、集団訴訟を検討中です。」と述べている。
集団訴訟を検討している理由として、広告で「高速回線」を謳っているのに夜間帯の明らかな速度低下が景品表示法の違反、総務省が定めているパケロス率(0.1%)を超える平均10%近い数字が出ている状況が電気通信事業法の違反に当たるのではないかと判断したからとのこと。
NURO光、集団訴訟を検討中です。
集団訴訟を検討している理由として↓
①広告で「高速回線」を謳っているのに夜間帯の明らかな速度低下(景品表示法違反)
② 総務省が定めているパケロス率「0.1%」を超える平均10%近い数字が出ている(電気通信事業法違反)続きます
— ゴールデンボル男 (@Goldenballmen) September 21, 2022
※パケット損失率(パケロス率)とは、ネットワーク間でのデータ送受信時に何らかの理由でパケット(データを小分けにすること)が消失する割合
回線のパケロス率に関しては以前より多くの不満の声がインターネット上で見られており先月にも、NUROは昨日公式Twitterにて「ゲームのアップデートの影響で8月23日にネットが繋がりにくくなる可能性がある」という旨を投稿し不満の声や心配の声が挙げられた。
その際にNURO光利用者が「パケロス率10%」を超える回線品質の測定結果を公表しており、今回の一連の問題に関連している。
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「NURO 光」は、高速通信と、リーズナブルな価格が特長の光回線サービスとして売り出しており、テレワークや動画サービス・オンラインゲームなどでもストレスなく安定して利用でき、需要の高まる高速通信へのニーズに対応しているとアピールしている。