Google廉価スマホに新機種「Pixel 9a」海外発表 価格は499ドル(7.4万円)で見た目に変化

Googleは現地時間の19日、新型スマートフォン「Pixel 9a」を発表した。本機はPixelブランドの廉価モデル「a」シリーズに属し、価格は499ドル(約7.4万円)に抑えたられた。日本では発表されておらず、海外で4年月よりGoogleストアなどで販売が開始される。
Pixelブランドでは、毎年秋シーズンに最新モデルの「Pixel(無印)」とフラグシップモデル「Pixel Pro」を、翌年夏シーズンに低価格な廉価モデル「Pixel a」をそれぞれ展開しており、この度発表された「Pixel 9a」は昨年秋発売「Pixel 9」シリーズの廉価モデルという位置づけになっている。
プロセッサにはGoogleの最新チップ「Tensor G4」を搭載し、同社のPixel 9シリーズと同様の性能を担保。前モデルからの変更としては、フラットな形状と丸みを帯びたエッジを採用したデザインがあり、6.3インチのActuaディスプレイを搭載する。「aシリーズ史上最も明るいディスプレイ」としており、従来モデルより35%明るい2,700ニトの輝度と、120Hzの可変リフレッシュレートに対応する。
カラーは「Peony」「Iris」「Porcelain」「Obsidian」の4種類が用意される。カメラ性能については「500ドル未満で最高のカメラ」と銘打ち、48MPのメインカメラと13MPの超広角カメラのほか、「a」シリーズとして初めてマクロフォーカス機能を搭載している。同社の注力するAI機能には「消しゴムマジック」をはじめ音声マジックなども備え、写真や動画の編集を容易にする。
加えて、「IP68の防水・防塵性能」を備え、「aシリーズ史上最も耐久性の高いモデル」となっているという。なお、通例であれば直近の「a」シリーズは海外発表と足並みをあわせて発売されるが、今回は日本国内での特段のアナウンスはない。