元任天堂社員「Switch 2は6月発売」予想…価格の“400ドル”噂に「何も知らない」

4月2日に詳細情報が発表される予定の任天堂の新ハード「Nintendo Switch 2」をめぐり、第三者がYouTubeで公開したポッドキャスト番組に元任天堂社員が出演。発売時期に関する質問について、「今年6月に発売される」可能性が高いと予測を伝えた。

元任天堂社員が出演する海外のYouTubeポッドキャストに登場したのは2018年頃まで任天堂で販売・小売部門の販売責任者を務めていたというSean氏。同氏に対する質問として、いつごろの発売になるかを聞かれると「6月には発売されると思います。おそらく6月中旬、それより少し遅いかもしれませんが、間違いなく夏の終わりまでに発売されます」とコメント。

この発言の直前に「学校の終わりに子供たちは学校のなかで夏に何を楽しみにしているかを話し、マリオカートをしたり、そういうことをする計画を立てる」と言及。ここでの「学校の終わり」はアメリカにおける9月入学とみられ、日本でも夏休み期間に入る。

加えて、すでに発表されている「Switch 2」の製品体験イベントが4月の日本を皮切りに6月まで世界各都市で行われることもあり、体験会後のタイミング、世界的にプレイされやすい時期を狙うと指摘している。

蔓延る噂に「小売店は何も知らない」と私見

また、発売直後の動きに関して同氏は自身のアイディアも提案。直販の販路において転売等の防止策が行われる可能性にも言及した。特に昨年発売されたアラームデバイス「Alarmo」における「会員限定で販売開始→1カ月後に購入制限を開放」という事例も今後の参考になるかもしれない。

そして、最も注目される事項でもある価格に関する内容も。配信で小売業者によりリークされたとして話題になった「400ドル」との噂に触れられると、小売店は現時点では価格や発売日を含め「何も知らない」として、実際の情報を流出しているのではなく、単に推測しているに過ぎないと指摘。

一方、この価格は「現実的なことのように感じます」と述べ、想定される上限は450ドル程度と指摘した。Sean氏はSwitch 2の具体的な技術仕様を知らないとしているが、処理チップの更新を鑑みると「確か」だと言及した。