楽天G「5年ぶり黒字化」日経報道に「概ね報道のとおり」14日決算発表予定
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楽天グループは14日、同日朝に掲載された日本経済新聞による2024年12月期連結業績に関する報道について、概ね報道内容の通りであることを認める開示を行った。同社は本日開催予定の取締役会において正式な決議を行い、詳細を速やかに公表する方針。
日本経済新聞の報道によると、楽天グループの2024年12月期連結業績は、営業損益が500億円強の黒字となる見通しという。これは携帯電話事業に本格参入する以前の2019年12月期以来、実に5年ぶりの営業黒字化となる。
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収益改善の主な要因として、業績の足かせとなっていた携帯電話事業部門の赤字幅縮小や、出資先企業の再評価益約1000億円も黒字化に貢献したという。本報道は当日朝8時台に公開され、楽天グループ側は直後9時台に下記の適時開示をおこなった。
決算:楽天Gが5年ぶり営業黒字 24年12月期、携帯の赤字縮小 – 日本経済新聞
「本日公表予定の 2024 年 12 月期連結業績に関する報道がありましたが、当該報道の内容は当社が発表したものではありません。本件については概ね報道のとおりですが、本日開催予定の当社取締役会において2024年12月期連結業績についての決議を行う予定です。詳細につきましては決議後開示準備が整い次第、速やかに公表します。」
楽天グループは本日の取締役会での正式決議を経て、詳細な業績内容について開示準備が整い次第公表するとしている。