ゲーミングスマホは遂に“背面でもゲームできる”ように?変態仕様の「ROG Phone 9/Pro」海外発表
PCデバイスメーカーのASUSは日本時間の19日、自社のゲーミングブランド「ROG」の新作スマートフォン「ROG Phone 9」「ROG Phone 9 Pro」の2モデルを発表した。今回の新製品はデザインもアピールし、ゲームプレイに快適な性能を備える。
今回の新シリーズには、先日発表されたばかりの現状最高性能プロセッサ「Snapdragon 8 Elite」チップセットを採用。6.78インチのOLEDディスプレイを採用し、185Hzのリフレッシュレートによる高い描画性能を有する。
ゲーミングスマホならではの特徴としては、ROG Phoneシリーズで定番のハプティクストリガーを端末右側に配置し、ソフトウェア割り当てでゲーム操作を快適に行える。横向き時でも快適に充電できるようType-C充電端子は左側面にも搭載されている。
そして、上位機種となる9 Proモデルでは、背面に648個のミニLEDドットライトを新たに配置。オリジナルドットゲーム「Brick Smasher」「Snake Venture」「Aero Invaders」「Speedy Run」を背面だけで遊ぶことができる機能が搭載された。操作は前述のトリガーで行えるという。
バッテリー容量は5,800mAhを搭載し、65W有線充電および15W無線充電に対応。高性能プロセッサならではの熱問題については、急速冷却伝導体により熱効率を20%向上させ、グラファイトシートを57%拡大するなど、冷却性能で対応を図る。
価格は、標準モデルが999ドル、Proモデルは1,199ドルからとなっており、台湾、中国、香港などのアジア太平洋地域で販売開始。通例では日本でも販売される見込みだが、時期としては来年以降になりそうだ。