ファーウェイ、GPS性能が向上したスマートウォッチ「GT 5/5 Pro」発表 14日間充電不要、ゴルフ機能強化とアピール


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ファーウェイ・ジャパンは2日、都内で2024年度の下半期新製品発表イベントを開き、同社スマートウォッチの新製品として「HUAWEI WATCH GT 5」と「 GT 5 Pro」の2モデルを発表した。両機種ともゴルフナビゲーション機能を中心に大幅な進化をアピールしており、スポーツユースからビジネスシーンまで幅広い用途を想定する。

ファーウェイはスマートウォッチ製品としてフラグシップ帯を含むGTシリーズや、スタイリッシュさを前面に出したFITシリーズなどが展開されている。今回GTより発表された「HUAWEI WATCH GT 5」は、46mmと41mmの2サイズを用意。

前モデルから搭載されている日本国内2,200以上のゴルフ場に対応したナビゲーション機能を継承しつつ、新たに採用された「ヒマワリ型アンテナ」システムによってGPS精度が向上し、耐久性は前モデル比約200%を達成したという。

デザイン面では、アナログ時計を思わせる落ち着いたデザインを採用。ブラック、ブルー、ブラウンのカラーバリエーションに加え、ベルト素材もフルオロエラストマーやレザーから選択可能で、価格は33,880円から36,080円となっている。

充電持続時間は41mmモデルが標準使用7日間・ヘビーユース5日間、46mmモデルが標準使用14日間・ヘビーユース9日間とロングバッテリーを実現。重量については41mmが35g、46mmが48gと後者はやや重い印象を受ける。

一方の上位機種「GT 5 Pro」は、サファイアガラスディスプレイを採用し、高級感あふれる外観をアピール。チタニウムやセラミックといった高級素材を採用したモデルもラインナップし、実売価格は48,180円から87,780円となっている。

ゴルフ機能においては、スタンダードモデルの基本機能に加え、3Dゴルフマップ表示や「グリーンの傾斜」「ハザードまでの距離」といった高度な機能を搭載。さらに、40メートルの水深までのフリーダイビングにも対応するなど、スポーツ機能も充実。また、健康管理機能として今回から「情緒測定」が発表。快適、普通、不快の3段階の異なる状態を推測し、自動で記録することができるという。

実機を確認してみたところ、ゴルフやランニングといった機能ではマップをデバイス単体で表示、スコア入力を行えるため、都度スマホを開く必要がないのは非常に魅力的。一方で41mmと46mmは体感上かなりの大きさに差を感じるため「大きすぎる」「小さくて画面が見えづらい」といった問題も見えてくる。ヨドバシカメラなどでの店頭販売も行うとのことなので、気になる方は実機を触るのもありだろう。

いずれも主要家電量販店やAmazon.co.jp、楽天市場などで10月9日(水)から取り扱いが行われる。

著者 編集部 IT/デジタル担当
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