インフレが凄い…今後発売の高性能スマホ、飛躍的な性能向上か Antutuベンチ「300万点突破」報告挙がる


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中国のスマートフォンメーカーVivoが今後発売すると見られる新機種「X200」シリーズについて、同社社員が微博に同機種のベンチマーク結果を公表。その結果が現地で話題を集めている。

この端末にはMediaTek社の高性能スマホ向け最新プロセッサ「Dimensity 9400」が搭載されると想定され、社員アカウントが公開した「Vivo X200 Pro」と呼ばれる新製品のAntutuベンチマークスコアは驚異の「3,007,853点」を記録。スマートフォンとして初めて300万点の大台を突破する飛躍的な性能向上が示唆された。

Dimensity 9400は、最大3.45GHzで動作する低電力、中電力、高性能コアとともに300億個以上のトランジスタが搭載される見込み。Vivo社以外にもこのプロセッサを搭載するベンダーは複数あるといい、OPPOは「Find X」シリーズにて実装を予定。こちらのスコア予想は288万点台だといい、その点ではVivoの排熱設計などが優秀である可能性がある。

Androidスマートフォンの高性能プロセッサとしてはMediaTek製「Dimensity 9000」シリーズのほかにクアルコム製「Snapdragon 8」シリーズが有名で、両社いずれも今年より新モデルの発表を見込んでいる。特に、クアルコムの最新プロセッサではまた別のベンチマークアプリ「Geekbench」でDimensity 9400をわずかに上回る性能との報告もあり、処理内容による強みと弱みがあるようだ。

AntutuベンチマークはAndroidスマートフォンの性能指標で非常に重要な役割を果たしており、現在の最高スペックでは250万点程度、コスパ良好機でも200万点に到達するのも多く、これらは「原神」を筆頭とした処理の重いゲームでもサクサク動作する性能は有する。そのため、300万点を足早に到達したことで「本当にその性能は要るのか」などとも話題になった。

著者 編集部 IT/デジタル担当
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