折りたたみMacBookとは一体…アップルが“上下全面が画面”のデバイスを開発中の可能性


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今でもノートパソコンは折りたためるのに「折りたたみMacBook」とは一体…。米・アップルがフレキシブルなディスプレイを用いてキーボード部分にも画面が表示される新たなデバイスを開発中であると著名アナリストが述べている。

アップルの動向や内部事情に詳しい郭明錤(ミンチー・クオ)氏が以前より話題になっている同デバイスに関する新たな予測を発表。技術的な課題により、商用化される場合でも、デバイスの登場は早くて2027年末ごろになる見込みだという。

これまでの情報では、アップルが18.8インチないし20.2インチの全面ディスプレイを搭載した「foldable laptop(折りたたみノートパソコン)」を開発中とされていた。ここでの「折りたたみ」とは、サムスンなどが展開する、画面が折れ曲がる「折りたたみスマホ」から由来しており、完全に開くと通常のモニターとして機能する設計が想定されていた。

しかし、クオ氏の最新の報告によれば、アップルは20インチのデザインを取り消し、18.8インチのディスプレイサイズに決定したという。また、一部の市場関係者が2025年に折りたたみiPadの発売を予想していたが、現在のサプライチェーンの動向を見ればその兆候が見られないとしている。

なお、「折りたたみノートパソコン」というモノ自体はすでに存在しており、ASUSが「Zenbook 17 Fold OLED」として商用化している。これはまさに予想されているものと同内容のデバイスで、17.3型の大迫力の画面で操作ができる「デスクトップPCモード」や「タブレットモード」、読書やネットサーフィンにも最適な「リーダーモード」、2画面使用できる「拡張モード」など多様な使い道が提案されていた。

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予想されている新しいデバイスがどのような名前になるのか、はたまた発売されるのかは現時点では不明であるが、先日にも同社は「折りたたみiPhoneの開発を行っている」との指摘もなされており、フォルダブル分野に一定の期待や投資をしている可能性は高そうだ。

著者 編集部 IT/デジタル担当
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