今年のiPhoneで「Plus」モデルが最後の可能性?大画面が魅力も人気は低く、薄型展開に関連し示唆


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毎年秋シーズンに発売され国内外で大きな注目を集めるiPhone。今年も9月頃に最新シリーズとなる「iPhone 16」の発表が見込まれ、多数の予想が見受けられるなか、製品ラインナップのうち「Plus」が最後の展開になる可能性に注目が集まっている。

iPhoneにおける「Plus」は通常機種(無印)と比べて画面サイズがやや大きいモデルとして知られている。iPhone 6に始まるPlusモデルは一時期発表されていなかったが、iPhone 14からは再び展開しており、2023年に発表された現行機種「iPhone 15」シリーズでは6.7インチのディスプレイを備え登場している。

しかし、郭明錤(Ming-Chi Kuo)氏をはじめアップルの動向や予測に長けるアナリストらによれば、2025年以降に「薄型」モデルが新たに加わることで、現行のPlusは発売されなくなり、今年のiPhone 16が最後の展開になる可能性を示唆している。

理由についてはその他モデルと比較してのPlus人気の低さが挙げられるといい、「Plusは新型iPhoneの出荷台数の5~10%」しかしめていないとも云われていた。実際、画面の大きさだけでは最上位機種のPro Maxに並ぶものの、それ以外の性能は通常機種と同等程度であり、想定される購入層は「画面が大きいとありがたい」ユーザーに限られる。

民間機関による調査でも多数のiPhoneが並ぶなか、Plusはラング外であることも多く、人気の低さは否めない。そして、本年春から熱視線が送られている薄型モデルが「Air」という名前で展開される可能性があることも同時に期待されているようだ。

翌年以降の話であることから、これら予測されている薄型モデルの投入でPlusが廃止されるのか、それとも関係はないのかは不明。ただし、過去には日本人を中心に人気を博していた小型モデル「mini」がiPhone 13で終売となり、その穴を埋めるようにPlusが登場したことを考えれば、どう動くのかも気になるところ。

著者 編集部テクノロジー情報班
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